ルイボスティーと紅茶の違いも分からない

ルイボスティーだと思って先日飲んでいたものが実は紅茶だということが今日判明しました。
現在、実家に住んでいるのですが家は家族全員がいつでも飲めるような飲み物(お茶)を大きいヤカンでどかっと作ります。

麦茶やナタマメ茶、ルイボスティーハトムギ茶など時期により様々です。
大体私か母が煮出して1日で皆がそれぞれ飲み消費していくスタイルです

先日飲んでいたのは母が作ってくれたものでした。ここのところ毎日ルイボスティーを飲んでいた私はその中身が紅茶に変わっていたにも関わらず、今日のお茶は1段と風味が強いな…などと思い写真を撮り得意顔でツイッターに載せました。

そしてそれは紅茶だったと先程母に教えられて知ったのです。

それが何だよって話しですが、思い込みって凄い!!!って話しですよ皆さん。
私は現在、認知的スキーマ(枠組み)やバイアスと呼ばれるものの勉強をしている最中の身なので余計にこれは…!!と気付きがあったのでブログに書いてます。

私たちは日常生活や学校生活などの中で、少しずつ思考の枠組みを作っては修正し作って修正を繰り返して生きています。
枠組みは幼ければ幼いほど柔軟性があり、年齢を重ねれば重ねただけより強固な揺るぎにくいものになっていく傾向があります

そして何かを判断する時にその枠組みを利用し考え、日々生きていく中での様々な事柄を選択をしていくようになるのです。

先週も先々週も昨日もルイボスティーだった。
だから今日もルイボスティーに違いない。

これも私の中にある思考の枠組みがそう判断しました。
だから味が違うのではなく、風味が強いという捉え方をしたのだと思います。

そしてそこにはバイアス(思考の偏り)も関係しています
バイアスにも種類がありますが、今回は確証バイアスが働いたと考えます。
自分の都合の良い情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという思考の偏りです
自分に都合の悪い情報を探すことを怠ったり、反証となる証拠を無視したりして先入観の補強を続けます。

これは困難を乗り越える為に自分の行動に自身を持つために必要な偏りだと私は思います。
ただ、そういう傾向が人にはあるというのを一つ上の段階から俯瞰出来ると良いですよね

喫茶店で働きたい人がルイボスティーと紅茶の違いも分からなくてどうするんだと笑えてしまいましたが、これが目隠しをしてどっちがどっちでしょう?と聞かれた場合にはまた結果が違ってくると思うのです

ちょっとしたことで思考の枠組みは歪むし、何かと考え方は偏ります。仕方のない現象です。
なのでそこを逆手に取っていきたいと考えます

行動が変わると思考が変わる。
どこかの誰かが言っていたフレーズは皆さんも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
逆にいうと、行動が変わらなければ今の思考が変わる事はないということです。

いま行動を変える元気のない人は休みましょう。
(私も鬱病になった時に今は休めと周りから沢山言われましたがどうやって休んだらいいか分かりませんでした。それについてはまた今度書きます)

でも元気のある人や出てきた人は、いつもと少し行動を変えてみるのも良いかもしれません。
濁った思考回路に新しい空気が入って、今より息がしやすくなるかも

今までの自分だったら絶対に選ばなかった方を選んでみるのは楽しいです。
行動を180°変えるのはかなりの難易度ですが、気持ち的に15~30°変えるだけで景色は全然違います。それはハッキリと言えます。
カメラマンとかも同じ様なこと言ってそうですね笑

もし負のスパイラルや生き地獄ループに陥って、息をするのも嫌になっている人がいたらぜひやってみてください。
私もいま自分で自分に教訓回帰中ですが、息もしたくない程に全部が嫌になっていた所から抜け出すきっかけをくれたのは他でもないこの『しょぼい喫茶店』です。

勉強してみたことを実際に起きた事で検討して文字に起こすと得るものが多いのでまた書きますね。