湯船に浸かっているような

こんにちは。
しょぼい喫茶店で働く店員 おりんです。

店員なので、お店の中では大体カウンターの中にいます。
欲しいものリストから送って頂いたパイプ椅子に座っていることが多いです。

お客様にお飲み物や食べ物を提供した後にお顔を拝見すると、湯船に浸かっているような至福の表情をお見受けする機会が増えてきたように感じます。

難民社長のすごいコーヒーのお陰か、えもてん氏の美味い料理のお陰か、はたまたお客様のお顔を見る余裕が少し出てきたお陰か真相は分かりませんが。

目を細めて何とも言えない恍惚した表情をなさっているお客様を見ると、私も幸せな気持ちでほわあ~っと満たされます。

素敵な表情を見せてくださって有難い限りです。
カウンター越しにお客様からあたたかい光を当てて頂いている様な気持ちになります。

人生は光と影を用いて例えられたりしますが、私はどちらかというと影の中で生きてきた人間です。
何かの本で「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を目にした時に、置かれた環境で咲けない自分は何て駄目な人間なんだろうと深く落ち込んだ事もありました。
ですが、何となく咲けそうな場所を自分で探して見つけてみるのもありだなあと最近思います。
光を当てる側になれる人は、誰かに光を当ててあげてほしい
影の中にいる人は、誰かから光を当ててもらえる場所がきっとどこかに曖昧な感じで存在するので探してみてほしい

今いる環境で上手くいかなくても、全然芽が出なくてもまた別の環境に行けば変わる気がします。

私も大きな花を咲かせるのは無理かもしれないけど、ぽつぽつとでも丸く柔らかく咲いていけたらいいなあ。

今日は日差しの心地よい良いお天気ですね
皆さん、無理せずやっていきましょうね。